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■ 店長から皆様へ熱い!メッセージ

このたびHPがリニューアルした事にあたり、皆様に私から熱いメッセージを定期的に掲載致しますのでぜひお付き合いください。
私、店長は語ると熱くなりやすいので、それをそのまま題名にいたしました。

今回熱く皆様に語りたいのは「何故、腹巻家は国内生産にこだわるのか?」です。

腹巻家ではすべての商品を国内の工場にて生産しております。
もちろん商品に使用する原料も国内の優れたメーカーより仕入れております。

では何故そこまで腹巻家は国内生産にこだわるのでしょう?

答えはズバリ!「儲けたい」もっと言えば日本人がもっと裕福な生活を送れるよう少しでも協力したいのです。
それなら中国やベトナムなど海外で安く物を作って販売した方が確実に儲かるのでは?と思いの方は多いと思います。
実際にそうされている会社様は多数あります。以前はMADE IN 中国だと「品質が・・・」「安っぽい・・」などとお思いの方が多くいたはずです。
今でもそう思っている方もいるかと思います。
ただその考えはもう遅いと言うか、時代に逆行していると思います。
中国の製品などすばらしいですよ!品質もしっかりしているし、デザインもGOOD!です。
正直、MADE IN 日本の方が劣る物が多く見られくるようになりました。(中には例外もありますが・・)

それでは何故、中国やアジアの発展途上国で作られる商品はすばらしのでしょう?

それは日本の古き良き時代の物(商品であり生産技術)を知っておられる方々がどんどん中国や他のアジア圏の工場へ出向かれて
現地の方々に技術指導し、また商品開発に力を入れていったからなのです。
そこで生まれた商品は日本をはじめ世界各国で認知され、商品が売れると共に工場を増設したり機械を導入し生産規模が巨大化されています。
もちろん経済は潤い人々の生活も豊かになってきております。

では日本はどうでしょう?先ほど述べましたように古き良き時代の物を知り尽くした方々がどんどん減っています。
繊維関連の商品についての流行商品などでは昔の商品(デザイン、素材等)が突然に流行り出す事があります。
以前私が勤めてました会社の上司が僕に話した言葉に「繊維商品の流行は必ずサイクルしている!
毎年サンプルは必ず保管し時間があれば過去の素材にも目を通しておくこと!」と指導を受けました。
当時は上司の話した内容に?と思ってましたが、最近になりその事が少しずつ分かりだしました。

例えば、現在工場でバリバリの若い技術者が20年前の商品を作るとしましょう。
サンプル商品は残っています。それではそれを参考にすれば間違いなく作れるのでしょうか?
答えはNOだと僕は思います。なぜなら20年前、現場の方々が必死で作った商品ですよ!
見た目は作れそうな商品に見えてもどこかにかに、必ずその商品を作られた方のオリジナル技術は入っていると思います。
そのオリジナル技術はなかなか真似はできないでしょう。ただその方々に技術指導を受ければ別ですが・・・。
その技術を知っている方は工場を退職し現在は海外で技術指導をしております・・。
もしくはリストラされて、行き場の無い所へ海外から誘いの話しがあり、現場をまかされている。
今では日本に働いていた時よりも裕福な生活を送っています。

こんな話しは一時期多くありましたし、今もあります。
そんな日本人の海外進出が現在、中国をはじめアジア圏の発展途上国の経済力を伸ばしている源になっております。
その反面、日本の繊維産業はどうでしょう?大手企業の事は分かりません。
と言うかこの場では語りませんが、中小企業をはじめ、家内製工場はどうでしょう?多くは経営不振です。
新しい機械を入れて生産力、技術力UPをしたくても資金力がありません。
そうなれば良くて廃業、悪ければ倒産です。僕も何件もそんな状況を見てきました。本当に悲しい出来事です。

それが「時代の流れなんだよ」と言ってしまえばそれまでかも知れませんが僕は悲しいし、悔しいです・・・。
そんな思いを少しでも無くすために僕は国内生産にこだわりたいし、未だ残っている工場の方々と共に繁栄させて儲けたいのです。
「儲けたい」と言う言葉を変に取らないでください。会社を経営する上で、1番大事なのは「儲ける」事なのだと私は思います。
儲けがなければ衣・食・住が満たされないないのですから・・・。

長い「熱いメッセージ」となりましたが、最後まで読んでくれた方、ありがとうございます。
人それぞれに、いろいろな考えや意見はあって当然です。私のメッセージに賛否両論はあるでしょう。当然です。

もしこの「熱いメッセージ」に対するご意見やご感想なありましたら、是非!お聞かせください。
メールにてお待ちしております。

それでは次回も熱く語ります!

「THE・腹巻家」 店長でした。

メール:haramakiya@haramakiya.com



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